情報があふれる現代、AIに聞けば何でも教えてくれる。本を読めば成功法則が書いてある。しかし勝間は、情報は実体験を通じないと「生きた情報」にならないと言い切る。
最もわかりやすい例がスポーツだ。速球の投げ方、フォームの正しい形——これらを読んで「知っている」だけなら誰でも大谷翔平になれるはずだ。だがそんなことはない。情報を体で表現できるかどうかは、読んで知っているかどうかとは全く別の問題だ。
ノートレ系(脳トレーニング系)が批判される理由もここにある。どんなにノートレをしても、ノートレがうまくなるだけで実際の脳機能向上につながるかは微妙だ。頭と体と心が動いて初めて、身についた情報になる。
座学は入り口として悪くないが、せいぜい1時間1〜2万円が上限。それ以上払っても自分で実践しなければ意味がない。無料のYouTubeや安価な書籍で情報を手に入れ、とにかくやってみる。失敗と消去法の積み重ねの中から「自分にうまくいく方法」が見つかる。情報は五感に引き直してこそ生きるのだ。