時間・お金・思考力——私たちのリソース(資源)は有限だ。だからこそ、毎日大事なものから取り組まなければならない。しかし勝間は、優先順位は固定せず、リアルタイムで更新し続けるべきだと言う。
優先順位が変わらない最大の理由はサンクコスト(埋没費用:すでに払ってしまって回収できないコスト)への執着だ。「あのとき苦労して揃えたから」「お金をかけたから」という過去の投資が、現在の判断を歪める。しかし未来から考えると、過去のコストは無関係だ。
勝間自身の例が面白い。車の車中泊仕様を丁寧に整備していたが、「THE YARD(ザヤード)」というコンテナホテルを知ってから方針を変えた。わざわざ車を整備するより、ホテルに泊まるほうが快適だと気づいたからだ。布団も選び直し、整備した設備もほぼ解体した。
同様に、Pixelスマホをパソコン代わりに使っていたが、新しいAI音声入力ツールが登場したことで再び親指シフトのパソコン運用に戻す検討をしている。
- 外部環境や技術が変わったら優先順位を変える
- 過去の投資を理由に現状維持しない
- 毎日ゼロベースで「今何が大事か」を問い直す
このサイクルを回すだけで、昔の決断に縛られることなく、常に最善の選択に近づけるはずだ。